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【すべては子どものためだと思ってた】結末ネタバレ!ラスト最終回まで一気に解説!

すべては子どものためだと思ってた結末ネタバレ!ラスト最終回まで一気に解説!

今回は”すべては子どものためだと思ってた結末ネタバレ!ラスト最終回まで一気に解説!”のテーマをお伝えします。

「すべては子どものためだと思ってた」は、子どもをに幸せにしたいという想いから中学受験をすることから始まる、セミフィクションストーリーです。

この作品は、シリーズ「立ち行かないわたしたち」で、人気のコミックエッセイです。

今回そんな「すべては子どものためだと思ってた」のネタバレと感想をお伝えしていきます。

それでは早速、”すべては子どものためだと思ってた結末ネタバレ!ラスト最終回まで一気に解説!”と題して進めていきましょう。

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【すべては子どものためだと思ってた】結末ネタバレ!

【登場人物】

土井 くるみ(どい くるみ)
38歳の専業主婦。息子のことを気にかけている。

土井 けんじ(どい けんじ)
くるみの夫、40歳。サラリーマン。

土井 こうた(どい こうた)
小学3年生。くるみとけんじの息子。

子どもの幸せを思ったくるみの行動は、どのような結果になってしまうのでしょうか?

ここからは、「すべては子どものためだと思ってた」のネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

すべては子どものためだと思ってたネタバレ1章

夏の暑いとある日、くるみはこうたの学校に呼ばれていました。

こうたは体が弱いため、外で遊んでいて具合が悪くなってしまったのです。

そのまま早退することになったのですがその帰り、クラスメイトたちに会いました。

午後はプールの授業があったため、そこで勝負するつもりだったのにとクラスの男の子たちは言います。

その中の1人の男の子、かえでがこうたには無理、こうたに何かあったら怒られるからと言っていたのです。

それを聞いたくるみは少しショックを受け、そのままこうたと手を繋いで帰ろうとしました。

すると後ろからクラスメイトが、親と手を繋いでいるということをマザコンだと冷やかしてきたのでした。

こうたは体も気も小さく、早退も多いため家でくるみが勉強を見ることも多いのです。

今日学校でこうたが、周りのクラスメイトに下に見られていることを目の当たりにしたくるみは、ショックを受けていたのでした。

その夜、今日具合が悪くなって迎えに行ったことを夫であるけんじに話すと、過保護だと言われてしまいます。

くるみは先に心配をするタイプ、けんじはそのときに考えればいい、失敗を糧にしてけばいいというタイプ。

そんなけんじの考え方ももっともらしいとは思っているのですが、くるみはこうたには当てはまらないと考えているのです。

失敗するとその分自信を無くしてしまう性格なのだと。

くるみはこうたに成功体験を積ませたいと、習い事をさせて得意なことを見つけようと考えていました。

くるみがよく見ている「レミママの育児ブログ」に登場するマルという子もやっていたため、空手の体験に行くことにします。

そこの空手道場には、かえでが通っていました。

実際行ってみると、優しそうな先生でこうたとの相性も良さそうなのでした。

かえでは少しこうたに嫌なことを言う子なのですが、母親はいい人だし、逆にかえでと仲良くなれたらいいのではと思い空手に本格的に通うことにしました。

そのことをけんじに話すくるみ。

けんじは会社の同僚の子どもがこうたと同じ小学3年生で、すでに中学受験の準備までしていると言うのです。

けんじは酔っ払いながら、ありのままのその子でいい、何でもかんでも競争させて可哀想だと自論を述べていました。

くるみはそれを聞いて、競い合っているわけではなくこうたが生きやすくするためだと考えるのでした。

こうたが未熟児で生まれてしまったこともあり、くるみは自分のせいで体が弱くなってしまったのだと思っているのです。

仕事のことばかりだった夫を頼ることができず、孤独な妊娠出産だったくるみ。

唯一頼れたのはスマホで、たまたま見つけたレミママのブログにハマってしまっていたのでした。

その中のマルとこうたを比べながら、自分がこうたの遅れを取り戻そうと思って子育てしてきたのでした。

未熟児で産んでしまったことで自分を責めているくるみがどんどん追い込まれていきそうな始まりですね…。相談できる人がいないのも原因ですよね。

 

すべては子どものためだと思ってたネタバレ2章

空手に通い始めて1年が過ぎ、こうたは順調に10級に合格しました。

空手を始めたことで、自ら夏休みの絵日記を言われなくても書くようになっており、くるみはこうたの成長を感じるのでした。

かえでともすっかり仲良くなっており、休日に家に遊びに行くようにまでなっていたのです。

くるみはかえでの母親とも仲良くなれており、悩みを聞いたりできる関係になっていました。

その中で、かえでの兄が通うX中学校が荒れているようだという話を聞きました。

私立なら違うのかなと話すかえでの母親から、中学受験を考えているのかと尋ねられたくるみ。

それをきっかけに、こうたの中学受験を考え始めたのです。

中学受験について調べ始めたくるみは、マルも受験に備えて塾に通い始めたという情報を得たことで、少し焦り始めます。

こうたに私立中学の話をしてみると、どっちでもいいというような反応でした。

くるみがこの学校受験してみる?というとならそこにするというように、主体性がないのです。

くるみはこうたを塾に通わせることにしました。

自分ができることならなんでもする、と意気込んでいるくるみですが、こうたは一番下のCクラスになってしまったのでした。

こうたはそのクラスの中でしょうという友達も作り、順調そうな様子。

くるみは情報収集こそが自分にできることとして、本を買ってみるのでした。

そんな勉強ばかりしている中で、こうたの頑張る糧になればとBクラスに上がれたらBBQに行くという約束をします。

無事Bクラスに上がれたこうたを見て、自分の選択は間違っていなかったのだと感じるくるみなのでした。

そんな日々が過ぎ去っていき、こうた6年生の夏。

こうたの成績が3回連続で下がり続けているのです。

くるみはどうしてこうなったのかこうたに聞き、ゲームを我慢する期間を伸ばすのでした。

いろんな時間を削って合格をしたという記事をネットで見つけたくるみは、空手の時間も削ろうかと考えます。

けんじからこうたをどうしたいんだと尋ねられてしまいます。

くるみはこうたに、普通の幸せを手に入れてほしいと考えているのでした。

そして空手を辞めさせ、その時間も勉強に充てることにしたくるみ。

成績が落ちたからしょうがないと言うと、こうたは泣いてしまうのでした。

そんなこうたに対してくるみは、お母さんと一緒に頑張ろう、と言ってしまうのです。

こうたはAクラスにまで上がることができたのです。

そして受験の日。

お守りを握り締め、祈るくるみ。

レミママに習って滑り止めも受けていないのです。

ですが合格発表の日、張り出された掲示にはこうたの番号はありませんでした…。

くるみはどんどんおかしくなっているようですね。こうたが自分の意見を言えず、可哀想な様子を見るのが辛いです。

 

すべては子どものためだと思ってたネタバレ3章

こうたは公立のX中学校に行くことになってしまいました。

くるみはかなり落ち込んでいたのですが、気持ちを切り替え高校入試でその学校に入ることを目標にしました。

さらに自分が頑張らなければ、導かなければという思いに囚われてしまいます。

こうたは必ず、いい大学や会社に入って幸せになるとこうたの目前で断言し始めてしまうのです。

そんなくるみの姿を見て、こうたは少し恐怖を覚えているようなのでした。

ある日の塾のない放課後の帰り道、かえでと少しコンビニに寄り道したこうた。

かえでから空手はもうやらないのか、勉強は無理やりさせられているのではと言われますが、反論もせず帰ってしまうのでした。

こうたが帰宅すると、くるみが玄関で待ち受けていました。

悪い子と付き合わないでねと苦言を呈すのです。

こうたが中間テストで88点〜97点の点数を取っても、公立のテストは100点が当たり前だと言うくるみ。

熱を出しても、内申点が下がるから行った方がいいと言ってしまうのです。

こうたはそんな中でも塾にまで行きますが、熱で辛くなってしまって結局くるみが迎えに行くことになってしまいました。

そんなこうたにいくじなしと言うのです。

さらにはこうたが寝るのが遅いと気づいたくるみは、部屋で何をしているのか探るために勝手にゴミ箱の中まで漁ってしまうのでした…。

丸めたティッシュを見つけたため、変なことを考えないで勉強しなさい、本当にダメな子だとこうたに吐き捨ててしまいます。

すべてを母親であるくるみが管理すると捲し立てると、とうとうこうたがもう無理だとそばにあったナイフを机に刺したあと、土下座をしてしまいました。

すると横でお酒を飲んでいたけんじがくるみのことを「毒親」だと言いました。

いよいよこうたの限界がやってきました。小中学生でこんなに勉強を強いられていたら、おかしくなるのも当然ですよね。

 

すべては子どものためだと思ってたネタバレ4章

こうたが机に刺したナイフを見て、くるみはどうしてこうなってしまったのかと考え始めました。

くるみは3人きょうだいの長女で、こうたと同じように身体が弱く、優秀な弟たちに比べられるような幼少期を過ごしていました。

両親にとって自分はいらない存在なのだと考えてしまっていたのです。

こうたには自分のような思いをさせたくないと思っていたくるみ。

それがこんなにこうたを苦しめていたのだと気づいたため、変わろうと決意します。

そんなとき、レミママが息子に刺されて重症とのニュースがスマホに流れてきました。

くるみはそれを見て全部嘘だったんだと安心してしまいます。

こうたの部屋に行き、勉強しているこうたに向かって休憩しようと声をかけました。

自分は毒親をやめると言ったのです。

その後くるみとこうたはデパートに出かけますが、こうたはお世辞にも楽しそうとは言えません。

くるみはこうたに、努力できないなら受験をやめよう、仕方ないと言いました。

レミママとマルの真似をやめてこうたの好きなことをしようと。

ですがこうたは一言も話さず、とうとう部屋にこもってしまいました。

1週間も引きこもってしまったため、くるみは焦っていました。

これが学校に知られたら、こうたの人生の汚点になってしまう…。

1日でも早く引きずってでも部屋から出そうと考えたくるみは、ひきこもり支援に頼むことにしました。

支援スタッフの男性が話しかけても何も答えない様子に我慢できなくなってしまったくるみは、スタッフが持っていたハンマーで部屋のドアを無理やり開けてしまいます。

そこにはこうたの姿はなく、捜索願を出すことになってしまったのでした。

くるみはこうたのために変わるはずなのに、根本は変われていないですよね。こうたが不憫でなりません…。どこへ行ってしまったのでしょうか?

 

すべては子どものためだと思ってたネタバレ5章

土井家には、こうたの下にもこころという女の子がいます。

昔から体の弱い兄のこうたばかりを構うくるみを見て育ちました。

こころは健康な身体を持っていて恵まれている、幸せなんだと言われてしまっていたのです。

さらには寂しいなどと言わないでほしい、と言われてしまっていました。

いつもこうたのことで忙しそうなくるみの邪魔をしないように、そして助けてあげないといけない。

そう思ってこころが頑張っても、くるみはなぜか悲しそうでした。

くるみが笑うのは、こうたの前だけだったのです。

こころは、くるみとこうたの間を邪魔しないように気をつかって生きてきてしまっていました。

同じ小学校に上がれば、こうたが危ないことをしていないか見てほしいと言われ、自分が話したいことを話してもあまり聞いてくれていない。

くるみと目が合わない…。

その後こうたの中学受験にいっぱいいっぱいになると、さらに状態は悪化します。

こころが初経を迎えても、くるみに言えないでいたのです。

自分は必要がないようだと思ってしまっているのでした…。

こころは、友達といると安心すると思っていました。

その友達と万引きをするようにまでなっていたのです。

なんと、娘もいたのですね。ほとんど話には出てこなかったことを考えると、本当にくるみはこうたのことばかりなんだということがわかります。

 

【すべては子どものためだと思ってた】ラスト最終回の結末は?

「すべては子どものためだと思ってた」の結末は、こころがこうたを連れて家出しますが、すぐに見つかってしまったというものです。

最終回の結末までに気になる点としては、

こころにとってのこうた
こころがこうたを連れて逃げた理由
くるみはどうなったか

これらがあると思いますので、私の感想を踏まえてそれぞれ解説していきます!

 

こころにとってのこうた

こころにとって兄のこうたは、かわいそうな人でした。

母親であるくるみが独り言のように、どこの高校がいいだの、洋服はこれが好きそうだのとこうたに話しかけているのを聞いてしまっていたからです。

小学校に入ったばかりのこころは、学校の案内をしてくれるこうたを頼もしいと思ったこともあったのですが、今は違う気持ちなのでした。

それでもこころにとってはたった1人の兄であり、こうたのせいで自分が蔑ろにされたとも思わず、嫌いもしなかったのです。

こころはこうたをかわいそうだと思いつつも、ずっとこうたのことを気にかけていたのでした。

 

こころがこうたを連れて逃げた理由

こころがこうたを連れて逃げた理由としては、これというものは書かれていません。

こころの気持ちとしては、

こうたを助けたい
1人で逃げるのが怖い
くるみの大切なものを奪いたい

これらが理由なのかもしれないのですが、こころは考える間もなくこうたと一緒に走って逃げたのです。

私の見解は、万引きをしてまで友達を作り居場所を見出そうとしたこころなので、1人になりたくなかったのではと思います。

家族の中で味方がいない、誰にも何も言えないという状態から抜け出すために、こうたを連れていったのではと考えました。

つまり、こうたを連れ出したのはこうたのためというよりはこころ自身のためだったのではないでしょうか。

 

くるみはどうなったか

くるみが変われたか変われなかったかということは描かれていませんが、私は変われなかったと考察します。

こうたとこころがいなくなって2日後、警察により保護されたこうたをくるみは抱きしめました。

お母さん変わるからと言い、涙を流したのです。

その場面では、もちろんこころもそばにいました。

それなのにくるみはこうただけを抱きしめたのです。

その行動から、くるみの行動はまったく変わっておらず、これからも変われないのだろうと思います。

こころ自身も母親は何も変わらないから、この地獄(家)からいつか必ず抜け出す、それだけが希望だと思ってこのお話は終わるのです。

これらから、くるみは口先で反省はしますが、言動は結局変わらないままであると考えます。

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まとめ

これまで”すべては子どものためだと思ってた結末ネタバレ!ラスト最終回まで一気に解説!”のテーマでお伝えしてきました。

子どものためだと言って考えたことが、子どもを苦しめてしまう結果になってしまいました。

くるみが子どものためだと言って行った行動は、結局自分のためだったのではないでしょうか。

自分が心配だから、こうたを管理して監視するということだったのだと思います。

くるみが今後変わるのは、相当な出来事がないと難しいかもしれませんね。

おかしくなったくるみやこうたの描写が漫画を見るとより伝わってくるので、ぜひ「すべては子どものためだと思ってた」を読んでみてくださいね。

それでは今回は、”すべては子どものためだと思ってた結末ネタバレ!ラスト最終回まで一気に解説!”と題してお届けしました。