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【変な絵】漫画ネタバレ!七條レンのブログに投稿された絵の謎とは?

【変な絵】漫画ネタバレ!七條レンのブログに投稿された絵の謎とは?

今回は”【変な絵】漫画ネタバレ!七條レンのブログに投稿された絵の謎とは?”のテーマをお伝えします。

「変な絵」は、とあるブログに掲載された9枚の絵の謎を、就活中の大学生が解き明かそうとすることから始まるミステリーです。

コミックシーモアで先行配信中で、映画化もされた「変な家」作者である雨穴の二作目の小説をコミカライズした作品です!

今回そんな「変な絵」の漫画ネタバレと感想をお伝えしていきます。

それでは早速”【変な絵】漫画ネタバレ!七條レンのブログに投稿された絵の謎とは?”と題して進めていきましょう。

 

【変な絵】漫画ネタバレ!

【登場人物】

佐々木(ささき)
就活中の大学生。オカルトサークルに所属している。

栗原(くりはら)
佐々木のサークルの後輩。とあるブログを佐々木に紹介する。

七條 レン(ななしの れん)
1年半前まで「七條レン 心の日記」というブログを書いていた。

ユキ
七條レンの奥さんで、ブログに登場している。

佐々木は、9枚の絵の謎を解き明かすことはできるのでしょうか、そしてその絵が示す真実とは何でしょうか?

ここからは、「変な絵」漫画のネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

【変な絵】漫画ネタバレ1話

とある大学の講義で講師は、学生たちに1枚の絵を見せました。

絵には女の子、家、木とその中に鳥が描かれています。

この絵は、講師が昔心理カウンセラーをしていたときに担当した女の子、A子(仮名)が描いた絵なのでした。

A子は11歳のとき、母親を殺害したそうなのです。

その事件で補導されたときの、精神分析をするための絵だったのでした。

この絵にはおかしいと思われる点がありました。

女の子の口がグチャっとしている
家にドアがない
木の枝の先が尖っている

これらのことから、A子の心理状態が読み取れると講師は言いました。

まずは口。

A子は母親から虐待を受けており、うまく笑っていないと殴られると思うことで手が震えてしまったため、上手く描けなかったということなのでした。

2つ目の家。

この家がA子の心を表しており、誰も入ってきてほしくないという願望が表れているとのことです。

最後は木。

枝の先が鋭く尖っているのは、誰かを傷つけてやるという攻撃心だといえるのだそうです。

ですが、講師はA子に更生の可能性を見出していました。

木の幹の中に、鳥が住んでいる絵だったからです。

このような絵を描くということは、母性愛があるといえるというのでした。

そしてA子は現在、幸せな母親になっているのだということなのでした。

場面は変わり、その講義に出ていた佐々木は食堂でご飯を食べています。

すると所属するオカルトサークルの後輩である栗原に、とあるブログを紹介されました。

怖さは保証すると言って紹介されたのは「七條レン 心の日記」というブログです。

佐々木は家でそのブログを見てみると、更新は1年半前に止まっているようなのでした。

最後のブログは、「一番愛する人へ」というタイトルで、今日で更新をやめるというもの。

3枚の絵の秘密に気づいた、あなたが犯した罪を許すことはできない。

ですがあなたを愛し続ける、という内容でした。

興味を示した佐々木は、そのブログを最初から見てみることにします。

他愛もない幸せが綴られているのですが、途中でレンの奥さんであるユキが妊娠したという記事がありました。

そこからも、大変ながらも幸せな日常が綴られていくのですが、ユキのお腹にいる赤ちゃんが逆子であることが判明したということが書かれていました。

逆子のため、子供の性別は分からずじまい。

なかなか逆子がなおらない不安な中でも、ベテランの助産師が逆子でも安心して出産できると教えてくれたと書いてあるのです。

ですが、ある日ユキが泣き出してしまったそうなのです。

理由はレンにはわかりませんでしたが、すぐにユキは元気になりそのあと絵を描き始めていました。

1枚目は、生まれてくる子をイメージして描いた赤ちゃんの絵。

2枚目は、赤ちゃんが成長した姿をイメージして描いた子供の絵。

3枚目は、さらに成長して大人になった姿を描いた女性の絵。

4枚目は、大人になった姿の男性の絵。

5枚目は、子供がおばあちゃんになり、何かを祈っている絵。

5枚の絵には、バラバラの数字が書いてありました。

そして出産前日になり、一度ブログの更新は止まっていました。

出産後と思われる記事の最初に書かれていたのは、ユキが亡くなったということだったのです。

赤ちゃんを産み、ユキはそのまま容態が急変したため亡くなってしまったというのです。

それを読んだ佐々木は、ユキがいなくなったあと遺されたレンと子供は幸せなのか、知りたくなってしまいました。

さらにブログを読み進めると、初めに見た「一番愛する人へ」という記事に戻ってしまうのでした。

中間の記事は何もありません。

一番愛する人はおそらくユキで、そのユキが何かしらの罪を犯したと思われるのですが、それが佐々木にはまだわからないのでした。

今の所出てきた6枚の絵。これが何を表すのかがまだわからないですよね。特にレンのブログの5枚の絵にはどんな謎が隠されているのでしょうか?

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【変な絵】漫画ネタバレ2話

佐々木は絵に秘密があるはずだと、印刷して数字通りに並べてみました。

赤ちゃんから始まり、歳をとって若返り、また子供になってそのあとまた大人になるという順番になり、わけがわかりません。

翌日、佐々木は栗原とご飯を食べながらブログについて話すことにします。

栗原がそのブログの考察をしており、おかしい点、気になる点について話し始めました。

まずは最後の更新記事にある、今日でブログをやめるという文言。

おそらくレンは継続的にブログを更新していましたが、ユキが亡くなった後から最後の記事までの分をまるっと消しているのではということでした。

つまり、奥さんが生きていたときのブログは残し、子供が生まれたあとのブログは消していたのです。

2つ目は、結婚1年の記念日に書いたケーキを2切れ食べてユキに食べ過ぎと怒られたという文言。

ユキが1切れ、レンが2切れ、余ったのは4切れと書いてあります。

全部で7切れなのですが、普通ケーキは8等分されることが予想されるため、もう1人誰か住んでいたのではということです。

佐々木はそれだけでは強引すぎると言いました。

栗原はそれを予想できる記事が他にもあると言い、3つ目のおかしな点を指摘しました。

レンが顔写真をアップしたいけど、個人情報を出すと危ないと言われたという文言です。

結局ユキに似顔絵を書いてもらったそうなのですが、危ないと言われたあとに初めてユキにブログを始めると報告しているようなのでした。

つまり、個人情報を出すと危ないと言った別の同居人がいたのではと考察できる、とのことなのです。

レンはその人物を匂わせながらブログには登場させたことは一度もないことも、不思議な事実の一つでした。

さらに4つ目が、逆子でも安全に出産できると言われたという文言についてです。

栗原は、逆子の出産は高い確率で難産になるため、帝王切開になることがほとんどなのだと話します。

なのでそんなことを言う助産師であったこと自体、おかしいということなのでした。

そこまで聞いた佐々木は、ブログの絵について栗原に話し始めたのでした。

栗原はすでにこのブログのおかしな点について考察し始めていましたね。これらは何かの真実に繋がっていきそうです。

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【変な絵】漫画ネタバレ3話

ブログの絵について話す佐々木と、栗原はヒントを出すため部室で落ち合うことにしました。

佐々木は、お昼休みのあとは講義があるため部室に行くのは遅くなってしまいそうだと話します。

そのまま佐々木は講義に向かいますが、講義中も絵の秘密について考えてしまうのでした。

栗原と話したことで、少しずつ真相に近づいているような気もしてきますが、たどり着くところまでは行きません。

講義が終わったあと、部室に行き栗原とまた会う佐々木。

栗原はこの絵ははパズルのピースなのだと言い、真相に迫っていくのでした。

佐々木はこの謎が気になって仕方ない様子ですね。絵がパズルのピース、というのはどういうことなのでしょうか?

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【変な絵】最終回の結末は?

変な絵の結末は、5枚の絵の秘密を解き明かし、佐々木が真実にたどり着くと予想します。

ユキが犯した罪
ブログの絵が示すもの
同居人の存在

これらが鍵を握ると思いますので、私の見解も踏まえて考察していきます!

 

ユキが犯した罪

ユキが犯した罪は、レンと子供を遺して死んでしまったことなのではないでしょうか。

レンが最後に書いた記事の中に出てくる「愛する人」がユキだとすると、何かしらの罪を犯したことになります。

逆子で安全に出産できる方法がないとユキが知っていたとすると、もしかしたらユキは自分が危険な目に遭うことを知っていたのではないのでしょうか?

妊婦が逆子を不安視していた場合、何かしらで逆子での出産を調べていてもおかしくはないですよね。

危険だとわかっていて、助産師に逆らわず普通分娩で子供を産んだ末に死んでしまった。

そして夫のレンと子供を遺してしまった…。

それこそが、ユキの罪なのではないでしょうか。

 

ブログの絵が示すもの

ユキが描いた5枚の絵は、逆子の出産が危ないということを示していたと思います。

レンがブログにあげた順番ではない数字が書いてあったことから、自分が逆子の出産をするのは危ないのだということをレンに伝えたかったのではないでしょうか。

その絵をレンに見てもらうことで、自分の身に危険が迫っていることを伝えたかったのではないかと思います。

泣き出してしまったときに、ユキが逆子の出産は難産で危険であることを知ったと想像できます。

その後元気なふりをして絵によって自分の出産はこのままだと危ないと暗に伝えていたのです。

 

同居人の存在

同居人は、ユキにとって脅威だったのではないでしょうか。

ユキが自分の逆子の出産に危険があるとレンにはっきり伝えられなかったのは、この同居人がいたからだと予想します。

逆子の出産の危険について気づいたことをバレたくないユキが、レンに絵を描くことで伝えていたのだと思います。

つまりその同居人は、ユキにとって脅威であり、気を遣う相手であったことが想像できますよね。

その人物自体がユキに恐怖をも与えていたのではないでしょうか。

 

まとめ

これまで”【変な絵】漫画ネタバレ!七條レンのブログに投稿された絵の謎とは?”のテーマでお伝えしてきました。

レンのブログが何を意味しているのか、どうしてユキは死んでしまったのか、まだまだ謎がたくさんあります。

最初に大学の講義で出てきたA子の絵も、何かに関わってくるのではないでしょうか?

A子は幸せな母親になっていると講師は言っていましたが、本当に幸せに暮らしているのかも気になりますよね。

そして6枚の絵が出てきましたが、すべての絵がわからない状態でこれの関連性も気になるところです。

小説とはまた違った面白さが味わえるので先が気になる方は、ぜひ「変な絵」の漫画を読んでみてくださいね。

それでは今回は、”【変な絵】漫画ネタバレ!七條レンのブログに投稿された絵の謎とは?”と題してお届けしました。