今回は”やばい兄妹ネタバレ!刑務所から出所した兄・千尋と性に奔放な妹・ひなの歪な兄妹の形!”のテーマをお伝えします。
「やばい兄妹」は、実の兄の千尋を少し異常なほどに愛してしまっている妹のひなと、何かしらの罪を犯し、出所してきた千尋の物語です。
今回そんな「やばい兄妹」のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”やばい兄妹ネタバレ!刑務所から出所した兄・千尋と性に奔放な妹・ひなの歪な兄妹の形!”と題して進めていきましょう。
目次
【やばい兄妹】作品情報とあらすじ

作品名 | やばい兄妹 |
作家 | big brother |
レーベル | comic meltyKILL |
出版社 | ぶんか社 |
ジャンル | 青年マンガ ヒューマンドラマ |
【あらすじ】
「お兄ちゃんは、ひなのヒーローなの」
望月ひなは性に奔放な19歳。
コンビニでアルバイトをしつつ男の家を渡り歩き、体を売りながら生活をしていた。
そんなある日、実の兄・千尋が刑期を終えて出所するため、ひなは刑務所へ迎えに向かうことに。
愛する兄と再会できたひなは、ふたりで札幌に渡り、静かに暮らすための準備を整えていった。
しかし、必要以上に接触したがらない千尋に、しびれを切らしたひなは…?引用元:コミックシーモア
【やばい兄妹】ネタバレ!

【登場人物】
望月 ひな(もちづき ひな)
性に奔放な19歳。刑務所に入っていた兄をずっと待っていた。
望月 千尋(もちづき ちひろ)
8年の間、罪を犯したため刑務所に入っていた。
ひなと千尋の歪な兄妹愛はどうなっていくのでしょうか?
ここからは、「やばい兄妹」のネタバレを含みますのでご注意ください。
やばい兄弟ネタバレ1話
ひなは、8年間ずっと兄である千尋を待っていました。
千尋は何らかの罪を犯し、刑務所に入っていたのです。
8年間ひなはアルバイトなどをしつつ、体を売って生きてきました。
千尋の出所の日、刑務所に迎えにいくひな。
2人は羽田空港から、札幌へ向かいました。
8年ぶりの千尋に緊張するひなですが、昔のままの千尋の笑顔を見てだんだんと素の自分になっていきます。
電車の中、ひなは肩を寄せ合うカップルを羨ましく思い、千尋に寄りかかりました。
好きかと聞きますが、千尋は体を離して大事な妹だと言うのです。
そんな千尋を見て照れていると思ったひな。
部屋に着きシャワーに入ったあと、寝ている千尋にキスをして、裸で馬乗りになって行為をしようとしたのです。
千尋はそれをできないんだと拒否。
ひなは昔はたくさんしたのにと泣くのでした。
やばい兄弟ネタバレ2話
トイレに入って出てこない千尋に、ひなはセックスをしようと誘い続けます。
自分を使ってくれていいのだと言うのです。
ですが千尋は一緒の布団で眠ることも拒否したのでした。
ひなは千尋がどうして自分を受け入れてくれないのかがわからないでいました。
そんな中、ひなはコンビニでアルバイトをすることにします。
バイトのあと、仕事帰りの千尋と待ち合わせて帰ることに。
ひなは千尋に嫌われているのではと心配していますが、千尋の笑顔や気遣いから愛されていると思います。
それでも一緒に寝ることを許してくれないため、自分に興味がないと思ってしまうこともあるのです。
一緒に買い物に行くことはできても、ひなは自分が愛されているのか愛されていないのかがわからず不安定な気持ちでいるのでした。
買い物中のカフェで、ひなは不安な気持ちが爆発。
どうして、昔は抱いてくれたのに、と千尋に感情をぶつけ、水までかけてしまいました。
そんなひなに千尋は優しく声をかけるのです。
それでも不安定なひなは、バイト先で自分の体をいやらしく見てきた店長に自らキスをしたのでした。
やばい兄弟ネタバレ3話
ひなは、千尋に嫌われないように触れたりキスをせがんだりしないようにしていました。
そのバランスを取るように、バイト先の店長と関係を持ち続けていたのです。
ですが1人で寝ると悪夢を見てしまうので、夜中にひっそりと千尋の布団に忍び込んでいたのでした。
千尋が夜勤の日、1人きりになってしまったひなは不安で千尋に何度も電話をしてしまいます。
また、店長にもひっきりなしに連絡をしましたが、返事が来ないため孤独な気持ちがどんどん大きくなってしまっていました。
小学生のころの千尋との記憶、無理やり犯されていたときの記憶などが蘇ってしまい不安定になってしまったのです。
ひなは耐えられず、SNSですぐに会える人を探して知らない男と会うことにしてしまうのでした。
やばい兄弟ネタバレ4話
千尋は保護司との面談にきていました。
自分の行いを反省し、妹のひなに償いをしたいと述べます。
千尋はとても温厚そうに見えるため、保護司を含め区役所の職員たちも信じがたいようなのですが、千尋は2人殺しているのだということなのです。
一方でひなは、バイトの同僚である佳穂とお茶していました。
好きな人のことについて話す2人。
ひなは自分の好きな人が千尋だとは明かさずに、好きな人のことについて話します。
付き合ってはくれないけど初めての人だと話すひなに、佳穂は遊ばれてるのではと言ってしまうのでした。
ひなは相変わらず不安定なため、また別の男と関係を持ち自分の精神を保とうとしていました。
千尋はひなにそのような関係を望まれていることに悩んでおり、とある先生にオンラインで相談していました。
自分のせいでひなが今のような状態になってしまったのだと話します。
ですが遅くに帰ってきたひなに抱きつかれて、嫌悪感を示してしまうのでした。
【やばい兄妹】最終回の結末は?
「やばい兄妹」の結末は、ひなと千尋は離れて暮らすようになり、依存から脱却すると予想します。
- ひなの依存症の克服
- 過去の出来事を乗り越える千尋
- 本当の「兄妹愛」
最終回までのポイントは、この3つだと思います!
1つずつ解説していきますね。
ひなの依存症の克服
ひなは千尋への依存症、またセックス依存症を克服し、1人でしっかりと生きていけるようになると思います。
千尋はひなの異常さに気づいており、どうにかしようと相談もしていました。
相談相手は、東京で刑務所にいるときからお世話になっているであろう心療内科師などであると予想できます。
そんな人、つまりプロの力を借りて1番の被害者であると思っている妹、ひなの心を救えるように動くと思います。
ひなは今読んだところまでだと、とにかく恋愛やセックスに依存していて病的です。
ですがしっかりと治療を受けることで、治っていき、別の男性と出会って幸せになれるのではないでしょうか。
ひなは千尋や周りの支えがあって、依存症から脱却していくと思います。
過去の出来事を乗り越える千尋
千尋は自分の過去と向き合い、乗り越えていくと思います。
千尋自身が、前向きに生きようとしている片鱗が見えているからですね。
2人殺したという千尋ですが、おそらく両親のことだと思います。
そしてその頃には、小学生だったひなを犯していたこともわかっています。
言ってしまえば現在のひなよりも不安定な子供時代であった、ということですよね…。
千尋が両親を殺してしまったのは、虐待やネグレクトなど、何かしら理由があったと思います。
千尋はそんな両親との過去、また妹のひなへしてきた仕打ちを乗り越えていこうと努力していくのではないでしょうか。
それが千尋自身のみならず、ひなを救う結果にもなるのだと思います!
千尋は先生たちや保護司の力を借りつつ、過去を乗り越えていくことを期待します。
本当の「兄妹愛」
ひなと千尋は歪ではない本当の「兄妹愛」の形を手に入れると思います。
2人が幸せになるためには、現在のような兄妹の形ではなく、お互いが穏やかにいられる関係が望まれますよね。
今は過去のことがあってかなり歪な関係となってしまっている2人。
関係を持ってしまったこともあって、ひなはその行為自体に依存してしまっていますし、実の兄を恋愛対象として本当に好きになってしまっています。
この関係が兄妹としていいか、と言われると違うと思います。
それぞれひなと千尋が自分のことに向き合い、乗り越えていくことで2人の関係も兄妹としての幸せな愛の形を手に入れられるのではないでしょうか。
2人はいい距離感で、家族として支え合って生きていけるようになると期待します。
まとめ
これまで”やばい兄妹ネタバレ!刑務所から出所した兄・千尋と性に奔放な妹・ひなの歪な兄妹の形!”のテーマでお伝えしてきました。
ひなと千尋、お互いが闇を抱えてしまっており、かなり歪な関係性になってしまっていますね。
ひなも千尋もお互いのことが好きなのは間違い無いのですが、愛のあり方がある意味怖いものになっています。
また、2人が幼い頃何があったのか、両親はなぜ殺されたのか、本当に千尋が殺したのかなどまだまだわからない部分も多いです!
気になる方は、ぜひ「やばい兄妹」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”やばい兄妹ネタバレ!刑務所から出所した兄・千尋と性に奔放な妹・ひなの歪な兄妹の形!”と題してお届けしました。